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武蔵関は教育熱が高め? 武蔵関界隈は、こんな、ひなびた土地の割りには、教育熱が高めな気がします。

近所に関町白百合幼稚園や、学芸大学附属大泉(小学校中等教育学校)があるのも、かなり影響しているでしょう。

街が小さいので目立つだけかも知れませんけど、私立に通っている人が少し多めのような気もします。
二学期制導入 平成19年度から区立小中学校で二学期制が導入されました(PDF)。

二学期制導入当初は、夏休みが短縮され、中学受験を考えているご家庭などには夏期講習の日程と合わない等の弊害があったようです。塾側も、時間や日程へ配慮があるようですが各自留意のほど。

ゆとり教育
「ゆとり教育で習うことが減ったから、今の子は馬鹿。」そのようなご意見をよく聞きます。本当でしょうか。

ゆとり教育とは、100習っていた事のうち、難度が高い等で習得率の低い30%を削減する事で時間的なゆとりを作り出し、実体験や具体物に基づく指導を総合的な学習などで工夫して理解しやすくするので、
この70%は確実にマスターしてね、という政策です。

つまり、ほとんどのお子さんについては、これまでも身に付きにくかった事を削減したに過ぎません。


100習っていたら70%身に着けば良いや、とか、平均点より上だから良いや、と考えるのは人情だと思いますが、それが、習うことが70%に減っても「70%で良いや」では70%の70%で、
ゆとり導入以前の49%ということになってしまいです。

つまり、
ゆとりカリキュラムの下では、完璧を目指すのが正しい授業の受け方だったと言えますが、全然、徹底してませんでしたね。

多様性の時代、変化の時代、と言われているのですから、ご家庭で情報収集・政策理解等対応出来ていない時点で勝負あった、という事だとは思いますけど、制度のせいにするのもまた人情でしょう。

脱ゆとり ゆとり教育については上記のような誤解が多々あるかと思いますが、ともかく、その反動で脱ゆとりに舵が切られました。

習うことが増えるわけですが、「7割でいいや組」がどれだけついていけるのでしょうか。

学力調査結果 練馬区の学力調査結果も公開されています。

その他、区の教育行政に関するHPは、一度ご覧になるとよろしいのではないでしょうか。
石神井台小学校 石神井台7,8丁目が石神井台小学校の学区になり、それまでの、小さくてまとまりが良い特色は損なわれたように思います(普通の規模になったというだけですが)。
関町北小学校 関町北小学校は人が多すぎてH17年入学から学区変更(縮小)しました。

これにより、バス通りから東は、石神井台小学校の学区となりました。
関町小学校 関町小学校は運動会は校庭に家族であつまってお弁当だったらしいのですが、設備改築の影響で元々狭い敷地のやり繰りがつかなくなり、そのような形では行われなくなったようで、周辺校との目立った差異がなくなりました。
関中学校 関町北小に近い関中学校は区内随一の生徒数のため、少子化など無いような雰囲気で、親の時代とそう変わりない学校生活が送れる模様。
石神井西中学校 石神井西中学校は、比較的自由な雰囲気を尊重する教育方針とかで、制服がない模様。
伝統的に教育熱心なご家庭が通わせるらしく、うっかり、選択してしまうと、内申が取りにくく、都立高受験には不利という噂も聞きます。

東京学芸大学附属 大泉小学校

学芸附属大泉小学校は、今のところ、高学歴を志向する者が血眼になって受験するような学校ではありません(その点は説明会でハッキリ言われます)。

1次(抽選)で50%に、2次(試験)でさらに25%に、3次(抽選)でさらに50%で90名となります(男女半々)ので、受かると思わないほうが賢いでしょう。
東京学芸大学附属 国際中等教育学校
H24年度に全学年揃いますので、「国際」「中高一貫」という人気のキーワードに浮かれて受験するのではなく、進学実績が出てから判断するのが賢明でしょう。

気になる1期生の進路状況ですが、2013.03時点では、東大・京大は3〜4名らしいです。
都立大泉高校 地元では、この10数年かけて進学実績を着実に上げてきた人気の都立大泉高校がこれまた中高一貫校に変わりました。

また、区立中学校選択制度が開始されたことで、区立の大泉中学校とか大泉学園中学校の人気が高まっているようですが、これらの区立中学と都立大泉高校の合併ではありません。

「そのようにご説明しても、人気があるんです」とは学務課職員の声(中学の学校説明会で校長先生が「いい教師をそろえている」というようなことを仰っていることも影響しているらしい)。
都立高校、
東京都第3学区
ひと頃、練馬区は、杉並区、中野区とともに、東京都第3学区として、ひとつの都立高校の学区を形成していました(現在は学区撤廃)。そこには都立では、西高校富士高校大泉高校石神井高校井草高校や、私立では、武蔵早稲田大学高等学院中大杉並光塩などの進学校がありました。

しかしながら、地元石神井高校の凋落
は、昔を知るものには、ただの中堅高校に成り下がった感があります。学校の運営の良し悪しでなく、学区制度が廃止されたことでレベルの保障が無くなったほか、通学のしやすさなどが学校選択の価値観に加わった結果と思われます。しかし、制度の変更で失った栄光は、制度の改革が無い限りは取り戻すのは難しいでしょう。駅前のコンビニには、石神井の生徒が、座り込んでカップメン食べたりしています。

 ※第3学区(普通科)とは
 (1)西・富士、(2)石神井・大泉・井草、(3)杉並豊多摩(とよたま)荻窪、(4)武蔵丘鷺宮の4つのレベルのほかに、光丘(ひかりがおか)練馬など、単独校(レベルは(3)(4)に相当)というものがありました。
東京女子学院 地元にあるのにあまり目立たない東京女子学院も素朴な感じの生徒が多く、好感が持てます。ニセJGなんて言わないでね(JG=女子御三家の女子学院のこと)。
外から見た印象ですが、何度か、帰り際「さようなら」という挨拶をしているのを聞いて、きちんとしたご家庭のお子さんが通ってらっしゃるのだなと感じました。
大妻中野
目白研心(目白学園)
沿線にある大妻中野目白研心も微妙に地味目で安心して見ていられます。これも外から見た感じですが、大妻中野の生徒さんのほうが、女子高のせいか、私立っぽい雰囲気を感じます。
武蔵野女子学院 下り方面では武蔵野大学の広い敷地にある武蔵野女子学院の生徒も良く見かけます。こちらも皆さん素朴な感じ。校則の影響もあるのでしょうが、この辺の環境の良さを示しているのではないでしょうか。
富士見 西武新宿線に近いか池袋線に近いかで、富士見を受けるか迷うところでしょうか。
日大二高 
東亜学園
また、日大二高をどのように捉えるか人それぞれでしょうが、西武新宿線沿線(杉並区)あたりでは、昔から私立の代名詞のような学校であったので、無視は出来ません。

共学化して以降、生徒の雰囲気は、東亜学園とどっこいな感じがします。
男子部・女子部制時代の、校内のポプラ並木のような楚々とした女学生はどこへいったのでしょうか?地元民としては私立にやる誇りを感じるところがあったのですが...。
成蹊 同様に地元の私立の代名詞のような成蹊も、人々の印象は似たり寄ったりなのかも知れませんが、成蹊小学校から成蹊大学まで同じ場所にある強みで、「入れば安泰」の価値を与えています。
法政一高 法政一高も仮住まい的存在感の無さを感じましたが、移転してやや遠くなったせいか、地元感がなくなってしまったような気がします。
文大杉並 文大杉並も、修学旅行はパリだとかで、お母さんに人気とか(ウワサだけかも知れません)。文化服装学園のようなクリエイティブな雰囲気を期待していると、ちょっとはずします。「燃えよ価値あるものに」ですから、健全に活発な雰囲気です。運動部の夏合宿は校内合宿で、近所の銭湯に集団で襲来していましたが、今はどうでしょうか?
吉祥女子 吉祥女子(大抵「きっしょう」と発音していますが「きちじょう」が正しいとのこと)は代表的な中堅併願校でしたが、進学校の仲間入りをしているとか、結構、時代は動いています。